冬の里山 高越山   2013/12/19
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 雪が降ったらお高越山 -


昨日は一日中雨だった。

今日は、朝の内は雨が残るが昼からは天気が回復する予報。

お山では昨日の雨が雪だったのでは?と思いお高越山に登る事にする。

しかし、山川町に近づいてお高越山を見ると雪が積もっているようには見えない。

雪の無いお高越山はつまらない。

剣山に行き先を変更する。

剣山は登山口までの道が心配だが、先行車が居て轍がハッキリしていると何とか大丈夫だろう。



葛籠堂辺りでは雪は無い。

第一ヘアピン辺りから雪が多くなるがスタッドレスで問題なく走る事が出来る。

第2ヘアピンの上でユンボが雪を踏み固めながら下りてきた。

シャベルで除雪もしている。

直ぐ上の土砂捨て場付近から除雪してきたらしい。

しばらく走って土砂捨て場を過ぎると除雪はしていない。

しかも雨が激しくなり雪がグシュグシュとなって走りにくい。

一台だけ先行車の轍が付いていたが、第4ヘアピンの辺りで引き返している。

この先は轍が無いので私達も引き返す事にする。



随分と時間を食ってしまった。

仕方が無いのでお高越山に登る事にする。

登山道は雪解けでグチャグチャになっていると思われるので長靴で登ることにする。

10時丁度出発。



コナラなどの落ち葉が厚く積もった登山道は気持ちが良い。

フユイチゴに赤い実が沢山なっている。



いつの間にか雨が止んで阿讃山脈の上には青空が出ている。



電力鉄塔や三角点の回りは綺麗に草が刈られている。



新鮮なツチグリが沢山落ちていた。

いつ見てもユニークな形をしている。

これがキノコとはとても思えない。

11時10分 車道に飛び出す。

雪は全くないが、お高越山から吹き下ろしてくる風はとても冷たい。

慌ててダウンジャケットを着る。



ふと見るととてもレトロなリュックが木に吊してある。

誰かが忘れていったのか?

素敵なリュックだなあ..

でも持って帰る訳にはいかないし..



中の鄕で一休み。



竜王山方向は青空も見えているが山頂付近は雨雲を被っている。



ツルウメモドキの可愛い実が沢山なっている。

ドンドン登って頂上まで2㎞の標識。

何時もならこの辺から雪が現れるのだが..



登山道はイノシシが大暴れしたようで酷く荒れている。

頂上まで1.5㎞の標識でやっと雪が薄く現れる。



1㎞の標識からそこそこの雪道となる。

4~5人の先行している足跡が残っている。



何時ものように不動小屋で一休憩してから急坂を登っていく。

赤門まで来ると高越寺まではもう少し。



シロモジの葉が綺麗に茶色になって残っている。



気温が上がって解けた雪が杉の木から落ちてくる。

ダウンがビッショリなる程だ。

半分雪の残った石段は登りにくい。



12時43分 高越寺に着く



今年の干支の蛇と来年の干支の馬の彫り物を見る。

馬のお尻にハートマーク?



鐘楼の鐘をついてから頂上に向かう。

老杉を見上げる。

樹皮はボロボロで枝も落ちているけれど樹冠は青々としている。

凄い生命力だ。



お高越神社の石段は幅が狭いので雪が降ると歩きにくい。

一度足を踏み外したことがあるので慎重に登る。



高越神社にお参りしてから頂上に向かう。

頂上への道は雪がタップリある。



高越山頂上はガスって居て風が強い。

お大師さんにお詣りして早々に下山する。



誰の踏み跡も付いていない稜線を三角点に向かう。



三角点から神社の裏に滑り降りて、神社の階段で昼食。

今日も激辛ラーメンとお握り。



気温は-2度

昼食後高越寺へお詣り。



高越寺にお詣りしてから、そのまま下山。

雪が解けてきてグチュグチュ



今日は結局誰にも会わなかった。

もう少し雪が積もると登山者が多くなるのだけれど。



リョウブに沢山の冬芽が出来ていた。

15時42分 登山口着。

今日は遅いので温泉はパス。

道路が混む前に自宅へと帰る。

自宅の風呂で疲れた足をもみほぐす。

今日は久しぶりのお高越山で結構足に来た。

長靴はぶかぶかして登山靴で登るより疲れる。

次はもッと雪が深い日にお高越山に登ることにしよう。


里山倶楽部四国編 

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