夏の里山 中津峰山   2013/08/23
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ミヤマウズラに会いに中津峰山 -

8月18日に中津峰山を歩いた時にミヤマウズラを見つけたがまだ蕾だった。

あれから5日経っているので花が開いているかもしれない。



昼からは天気が不安定の予報なので上の駐車場から歩くことにする。

駐車場横には沢山の実が付いた樹があるが此処で花は見なかったような気がする。

葉の形状や実の付き方からイヌビワのようだが?



ミヤマウズラを探しながら登って行くが去年沢山咲いていた場所には咲いていない。



やっと林床に一株のミヤマウズラ発見。

丁度咲き始めたばかりの花で初々しい。

しかし、薄暗い所に咲いているので写しにくい。

三脚を持ってくれば良かった。



所が一株見つけると後は次々にミヤマウズラを発見。



ミヤマウズラの名前は葉がウズラの卵に似ているから名付けられたらしい。

しかし、その花の姿も小鳥のようで可愛い。

もう少しすると豚の鼻のような小鳥の目のような模様が出来るのだが。



ミヤマウズラの花は咲いた後、あっという間に消えてしまうので見頃の花に出会えて嬉しい。



朝早いというのに気温は27度

風も無くて汗が噴き出る。



ツルリンドウが咲き始めているが花はまだ少ない。

チャボホトトギスはまだ蕾も無い。

今年は遅れているのかな?



風も通らなくて暑いが緑濃い山道を歩くのは気持ちが良い。



山頂に着くが、朝早いためか誰も居ない。



高丸山や雲早山方向は夏雲が湧いている。

那賀川の河口方向も霞んでいる。



東屋下のマユミには実がビッシリと付いていた。

秋にはピンクの綺麗な実になるだろう。

東屋で凍らせてきたスポーツドリンクがシャーベット状になったのを飲んで休憩。

冷たい風が吹いて気持ちが良い。

ずつと座っていたいが、大川原高原の上まで雲が湧いてきた。

先日のように雷雨になったら大変なので下山することにする。



展望台へ向かうがチャボホトトギスは此処でもまだ蕾も無い。

ガンクビソウが咲き始めている。



ヤマジノホトトギスやテイショウソウはまだ蕾



アサマリンドウはもうすぐ蕾が出そうになっている。

今年も沢山咲くことだろう。

シコクママコナは先日より随分と増えて綺麗だ。



シャクナゲ園に降りていくとヒメヤブランが咲いている。

例年は頂上付近にも沢山咲くのだが今年は咲いていなかった。

テイショウソウは随分と沢山蕾を付けている。



オタカラコウの蕾が少し出ている。

例年ならもう花が咲き始める時期なのだが今年は遅い。



先日もう終わりかけていると思われたイワタバコだったが、また新鮮な花が沢山咲いている。

しばらく楽しむことが出来そうだ。



ヨウシャヤマゴボウの実の出来はじめは可愛い。

そのうち毒々しい色になるのだけれど。

センニンソウも沢山咲き始めている。



車道脇にはコアカソやメヤブマオ等のイラクサ科の花が沢山咲いている。

駐車場まで帰ってくると、一台車がやってきて男性が一人登山準備を始めた。

先ほどまでキツイ日射しが差していたのがいつの間にか曇ってきた。

少しパラパラ来た道を帰ると次々と登山者の車がやってくる。

皆さん、お昼に頂上に着くように見計らってやってくるようだ。






里山倶楽部四国編 

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