夏の里山 中津峰山   2013/08/29
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チャボホトトギスが咲き始めた中津峰山 -

台風が遠くの海で日本に向かっているようだ。

天気の崩れないうちに中津峰を散策。

チャボホトトギスが咲き始めているかもしれない。



金谷の駐車場には登山者の車は停まっていない。

沢筋を行くとベニバナボロギクが綿になり始めている。



スズメバチが飛び回っていると思ったら大きな巣がある。

巣を写していたら巣の中からじっとこちらを睨んでいるスズメバチと目が合った。

こりゃいかんとスタコラ退散する。

センニンソウは花の盛り。



沢の大岩にイワタバコが咲いていた。



ドングリが沢山落ちている。

お山はもう秋の気配



木漏れ日広場の気温は21度

前回より可成り気温は低くなっている。

しかし、湿度が高いのか蒸し暑く汗ビッショリ。



今日もヤレヤレベンチで一休憩。



鉄塔広場を過ぎると少し涼しくなる。

木漏れ日も少し柔らかい感じがする。



上の登山口でも一休憩。

凍らせた水が今日は融けるのが早い。



杉の植林の林床にはミヤマウズラが彼方此方に咲いている。

それにしても随分と数が多いのに驚く。



ミヤマウズラの名前の由縁となっているウズラの卵のような葉っぱ



豚の鼻のような鳥の目のような模様ははっきりしない。

まるで、ねとぶけているような模様



ツルリンドウが所々で花を開き始めた。

男性が二人追い抜いていった。



ヤマジノホトトギスとチャボホトトギスの花をみっけ。



やっと咲き始めたチャボホトトギスはまだ花弁に少し緑色が残っている。



ヤマジノホトトギスは彼方此方に咲いていたがチャボホトトギスは他の場所ではまだ咲いていなかった。

チヂミザサにも花が咲いていた



随分とユックリと頂上着。



高丸山、雲早山方向は霞んでいる。



阿南方向も霞んでいて見えない。

マユミの実が少し色付き始めている。



ツルリンドウは薄く紫やピンクそして緑がかった花がありこれからが楽しみ。

ツクツクボウシとミンミンゼミの競演が山中に響き渡る。

ヒグラシの鳴き声は聞こえない。



マルハナバチがシコクママコナで忙しく吸蜜している。

チョコマカしてなかなか写しにくい。



アサマリンドウはまだ蕾も出来ていない。

展望台に来るとナツハゼの実がビッシリ。

もうすぐ真っ黒に熟れることだろう。

ナツハゼの実は、目の疲労回復や血液浄化作用などに効果があるとされる

アントシアニン等ポリフェノールがブルーベリーの2~3倍も含まれているといわれ、

活性酸素を消去する働きが高い。

ジャムにすると美味しいらしい。



車道を帰るとサンショウの実?

アキノノゲシも綺麗に咲いている。



エゴノキやミズキにも沢山実が生っている。



イワタバコはまだまだ元気に咲いていた。



電波中継所まで帰ってくるとアンテナの先っぽに登って作業中。

あんな所に登って良く怖くないなあ。

後はひたすらやかん峠経由で下山。



キツネノマゴやクズの花が咲いていた。

今日はチャボホトトギスの咲き始めに出会うことが出来た。

此からしばらくの間楽しむことが出来るだろう。


里山倶楽部四国編 

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