秋の里山 中津峰山 紅葉  2013/11/27 
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 中津峰山 如意輪寺 紅葉真っ盛り -


秋も深まり、紅葉が里山に下りてきた。

ともりんさんからは大滝山や竜王山の紅葉が素晴らしいと報告を戴いた。

また、木屋平木沢線が開通したが12月1日には冬季閉鎖となるので今のうちに行ってみたい。

色々行きたい所があって困ってしまう。

しかし、今日は午後から天気が崩れるらしい。

昼過ぎまでに帰ってくる事の出来る山で紅葉が期待できる所という事でやはり中津峰山に行く事にする。

如意輪寺の観音様のモミジの紅葉が楽しみ。



平日なので登山者の車が少ない。

準備をしていると、ご夫婦が一風新道に向けて出発して行った。

私達も少し遅れて出発。

7時57分



久しぶりの一風新道は三角点までがキツイ。

頑張って登ると三角点で先発のご夫婦が休憩中。

挨拶して先に進む。



三角点からは一旦下って緩やかな道を進む。

紅葉が下りてきて木々の葉が色付き始めている。



ヤマハゼが真っ赤に紅葉している。



薄い青色が残る葉はコシアブラかな。



ソヨゴの赤い実がまだ残っている。

コナラの黄葉が始まっている。



少し標高が高くなると綺麗に黄葉が進んでいる。



スダチの大木が多くなると車道に出る。

首無し地蔵の所の観音様が元通りの所に安置されていた。

重い観音様の石像を持ち上げるのは大変だった事だろう。



小さな柿が足下に落ちている。

見上げると山柿が残っている。

小さくて可愛い柿だ。

これから冬にかけて小鳥たちのご馳走となることだろう。



ヤブツバキの純林に来るともうヤブツバキが咲き始めていた。

これから2月頃までヤブツバキが次々に咲いて落花した花で真っ赤な絨毯のようになる事だろう。

トラバース道に来ると常緑樹の向こうに綺麗に紅葉したモミジが日に輝いている。



スダチ分岐の岩で一休憩。

9時丁度

出発から約1時間。

いつも通りのペースだ。



少し登ると鉄塔広場

正面の尾根下に如意輪寺のモミジが真っ赤に見える。



マユミの実がビッシリとついて赤い実が弾けている。



ススキの向こうに小松島の町と海

その向こうには淡路島と沼島



鉄塔からは素晴らしいモミジの紅葉が続く。



リョウブとコナラの黄葉がまた味がある。



赤や黄のモミジの紅葉がこれでもかと続く。



岩場をよいしょと登りきるとクロモジの黄葉が残っている。



平石山分岐を越えるとドウダンツツジの真っ赤な葉が目を引く



勝浦川の流れと徳島の街

その向こうには淡路島と素晴らしい眺望。











身を捩っているミズナラ?



杉の樹林帯を頑張って登り展望岩で休憩。

雲一つ無い良い天気で、何処までも見渡せるようだ。



サルトリイバラとツルリンドウの実



頂上に近づくと、天気は良いが空気が冷たくなってきた。



中津峰山 山頂着

10時13分



高丸山から雲早山そして六郎山が綺麗に見える。



東屋の下にはマユミの赤い実が弾けて綺麗だ。



気温は10度だが吹く風が冷たい。

風を避けて少し早いが昼食にする。

今日は男飯

ご飯の残りのでっかいお握り。

ツルウメモドキの実が日に輝いている。



ガマズミとヘクソカズラの実



コーヒーを飲んでユックリしていると寒くなった。

如意輪寺に向けて下山すると次々に登山者が登ってくる。

11時6分如意輪寺に着く。



貸衣装のときわさん発願の観音様

恋愛成樹にご功徳があるそうだ。



如意輪寺にお詣り。

先日の百味供養のお供え物が残っている。

丁度、戒乘さんが出てこられたので久しぶりにしばらくお話をする。



観音様のモミジは今が盛り



丁度見頃かな



穏やかなお顔の観音様とモミジの紅葉



お不動様



階段を下りていくと境内は錦色の海となっている。



境内のモミジが一斉に色付いて体まで赤く染まりそうだ。



しばらく境内を歩き紅葉を楽しむ。



色々な色のグラデーションがため息の出る程美しい。



日当たりの良い木はもう真っ赤になっている。



鐘楼の下のモミジも丁度紅葉真っ盛り



単に葉が枯れるだけなのに自然派なんて素晴らしい色彩を私達にプレゼントしてくれる事だろうか。



樹木は水からはその姿を見る事も出来ずただ佇むだけだが何故か水からの着飾った姿を誇っているように感じる。



沢山有るモミジの色合いは全て異なっている。

その微妙な色具合がとても素敵だ。



階段から広場の方に逸れていくが此処でも輝くばかりの朱色の洪水。

何時までも見飽きないが駐車場へと引き返す。



ケヤキも輝いている。

イチョウは既に可成り葉を落としている。



イチョウの落ち葉が綺麗だ。



足の踏み場も無いくらいの銀杏の実

小松島の海を見ながら赤色に染まった眼を休める。



車道を進み、観音参拝道を下る。



仁王門を下った所にもカエデの大樹がある。



観音様にお詣りしながら下って行く



とんでもなく赤いカエデに驚く



標識が新しくなっていた。



旧参道を下っていくが昔は沢山の人がお詣りに登って行った事が偲ばれる。



12時54分 金谷駐車場に帰ってくると車が満杯だった。

無人販売所でミカンを買って帰宅。

例年に無く素晴らしい紅葉に出会う事が出来て、驚きと幸せの如意輪寺だった。



里山倶楽部四国編 

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