冬の里山 高丸山  2014/01/11
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 雪の高丸山 嬉しい出会い -


昨日は職場の新年会で少しばかり飲み過ぎた。

おまけに明け方足が攣った。

あれって攣る前に、あ攣りそうだと解るんですよね。

でもそこで止めることが出来ずにそのまま攣ってしまいます。

疲れているのかビタミンB1不足なのか?

このまま寝ていたい気持ちだったが7時前に家内に起こされた。

今日の天気予報は快晴だという。

それでは先日購入したスノーポンを試しに柴小屋山にでも行こうかと出発。

所が佐那河内に入ったところで家内が高丸山に行きたいと言う。

高丸山への県道16号や高丸山登山口までの積雪の様子が不明。

まあチェーンも積んでいるし大丈夫だろうと方向変更。



勝浦のコンビニで買い物していると屋根にソーラーパネルを装備した軽四が停車していた。

日本一周に再挑戦中だとか。

高丸山遙拝所からは真っ白な高丸山の頂上が見えている。



途中工事中でしばらく休憩

コンビニで購入したコーヒーを飲んでユックリと待つ。

その後は快調に県道16号を進む。

殆ど除雪されていて拍子抜け。



町道に入っても雪は少ない。

高丸山頂上は白い霧氷が出来ているようだ。

それにしても空は真っ青。

今日も素敵な山歩きが出来る予感。



高丸山駐車場には先行車が2台停車している。

登山準備をしているとご夫婦が乗った徳島ナンバーのパジェロが到着。

男性からホームページ見ていますよとお声掛け戴く。

ありがとうございます。

話をしているとジムニーが到着。

なんとグランマー啓子さんご夫婦だ。

去年HP開設10周年記念の忘年会で木の根の森でお会いして以来だ。

オデッセイの単独の男性が先行して出発した。

しばらくお話をさせて戴いてから私達もお先にと出発する。

スノーポンも出番は無いかもしれないが一応背負っていく。



登山口 9時45分出発

今日は三つ尾の峠への林道は踏み跡が無い。

林道入り口は丸太で通行止めしているが看板がそのままなので間違う人が居る。

三つ尾の峠へは左へと曲がらずに真っ直ぐ進んでくださいね。



雪の量は年末に登ったときと同じくらいかな?



広場への分岐から三つ尾の峠に向けて登って行く。



二~三人の足跡が付いているが雪質はサラサラで気持ちが良い。

ブナやトチノキはすっかり葉を落として少し寂しい感じがする。



三つ尾の峠のブナの植林地は鹿などの動物の足跡も付いていない。

鹿の鳴き声もしないし雪の間は麓に下りているのかな?



日が差して風もなく暖かく感じる。

東照神社からの足跡は付いていない。



アケボノ展望台からは白く輝く一の森などの剣山系の山が見えるが少しガスっている。



展望のテラスでは先行の男性が二人ラーメンで昼食中。

青空だが地平線の辺りは少し霞んでいるのが残念。



頂上に近づくと霧氷が現れだした。

何時ものコーナーから振り返ると一の森が真っ白。



素晴らしい霧氷が出迎えてくれた。



霧氷に見とれながら一踏ん張りすると高丸山山頂着。

10時53分。

先行者は雲早山縦走路の方に行っているらしくて誰も居ない。



素晴らしい霧氷の向こうに柴小屋山などの団子三兄弟。



目の前には白く輝く雲早山。



雲早山の左には高城山が見えるが頂上部にガスが湧いて葱坊主が見えない。



真っ白な一の森の右には剣山左には槍戸山その後には台形のように見える次郎笈。

右手前には高城山から天神丸などの一の森に続く稜線。



少しばかり雲早山縦走路に行ってみる。

霧氷がビッシリと付いている。



霧氷の間に雲早山



眺望を楽しんでいるとグランマー啓子さんがやってきた。

少し遅れてグランパさんも到着。

お二人とも素晴らしい霧氷と眺望に大喜びされている。

お互いに記念撮影をする。



やがて駐車場でお会いしたご夫婦もやってきた。

やはり素晴らしい眺望に感激されている。



ご夫婦は徳島市の国府町から来られたそうだ。

何時の間にか青空が濃くなり雲早山が更に美しく見えるようになる。



景色を堪能してから啓子さんを先頭にに下山開始。

雪の深い北斜面を下る。



北斜面は雪が深くて細尾根なので一寸したスリルと深雪の感触を楽しむことが出来る。



ナツツバキの向こうに雲早山

縦走路も真っ白で青空に映える。



アセビの冬芽が真っ赤になっている。

樹氷の中に突っ込んでいくような気分。



ブナやリョウブの霧氷に感激しながら下って行く



霧氷に見とれていると転がり落ちそうな急坂だ。

流石、グランマ・グランパさんはアイゼン無しで滑るように下りていく。

素晴らしいバランス感覚はアイススケートで昔とった杵柄だ。



一際素晴らしいブナの霧氷に見とれる。



次々と素晴らしい霧氷が現れて、霧氷の海の底を泳いでいるような気がする。



霧氷の付いた枝が低いので所々屈みながら下って行く。



リョウブの霧氷もまた素晴らしい。



11時55分 旗立分岐に着く

グランマーさんご夫妻は此処からブナの広場経由で下山する予定。

しかし、旗立山まで御一緒することになった。



結構雪が深いが啓子さんはグングン登っていく。



大好きなブナの尾根や右側の切れ落ちた細尾根なども楽しみながら登っていく。



この尾根は殆ど人が通らないので踏み跡も無く楽しく歩くことが出来る。

やがて林道に到着



林道からは高丸山から雲早山に続く稜線が迫力有る。

真ん中のモジャッとした小ピークがアケボノが綺麗な1,334mピークだろう。



車の轍も無い林道を歩いて何時もの東屋で昼食

朝、先に出発したオデッセイの男性が通り過ぎて行った。

昼食後旗立山登山口に向かう。



旗立山への急階段は硬く凍っていて12本アイゼンでも緊張するしキツイ。

啓子さんはアイゼンも無しにキックして滑りそうな急坂を登っていく。

写真では解りにくいが垂直の雪の壁を登るみたい。



登り切って少し行くとキティの看板のある旗立山到着。

帰りは、そのまま直進して林道に下りる。



林道をまたエッチら歩いて元来た道を引き返す。



ブナの広場は良い感じ

グランパさんはブナの撮影に何処かへ行ってしまった。



大きなヤドリギが一杯付いている。

14時41分 駐車場に帰ってきた。

他の車はもう帰って私達の2台だけ残っている。



月ヶ谷の10月桜を見てから帰る。

秋からずっと咲き続けた10月桜だがまだまだ沢山咲いている。

2月いっぱいくらいまで咲くのだろうか。



帰りに高鉾郵便局の近くから高鉾山を見上げる。

三角錐のピークは高鉾山984m

偽高鉾山(高鉾山本峰)1,031mはその後に隠れている。

今日は久しぶりにグランマーご夫妻にお会いして、高丸山を一緒に歩き雪山を堪能することが出来た。

どうもありがとうございました。

また何処かの山でお会いできることを楽しみにしています。

グランマー啓子さんの登山記


里山倶楽部四国編 

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