秋の里山 木曾御嶽山 御池巡り 2013/09/13~14
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そのⅠ

そのⅢ


剣ヶ峰 ~ お鉢巡り ~ サイノ河原 ~五ノ池小屋



剣ヶ峰山頂でユックリとしていたがガスが引かず眺望も無いのでお鉢巡りに向かう。

13時16分

五ノ池小屋には16時前には到着したいが大丈夫かな?

神社の左奥から地獄谷へと左下に落ち込む絶壁を見ながら、剣が峰の岩塊の間を下り、一ノ池のお鉢の縁にでる。

お鉢巡りコースは別名、三十六童子巡りとも呼ばれ、一の池の外輪山に配置された36基の石碑を辿る。

一つひとつの石碑には三十六童子の名前が刻まれており、時計回りに配されている。

三十六童子とは不動明王の眷属で制多迦童子、矜迦羅童子は八大童子にも数えられている。

御嶽山の三十六童子は四国の信者によって奉納されたらしい。



剣ヶ峰山頂からお鉢巡りへ出発。



左に荒々しい灰色の噴火口が見える。

噴煙があがって硫黄の匂いが辺りに広がっている。

36童子の石碑の横の岩に腰を掛けて一休憩。

痛めつけた脹ら脛の筋肉をもみほぐしてバンテリンを塗り込む。

男性が一人降りてきて追い越して行った。



振り返ると剣ヶ峰の岩塊は今にも崩れてきそうだ。



火口の縁に沿って登り坂を進む。

河口の外壁は岩が大きく崩れかけている。

ポロボロだ。

大雨や地震があると一気に崩れそうな感じがする。



童子碑を見ながらザレそうな斜面を登っていく。



尾根に上がり剣ヶ峰を振り返る。



剣ヶ峰山頂には先ほどの団体が到着したようだ。

宍戸 開さんも歩いた尾根歩きは気持ちが良い。



ずっと36童子の石碑が続く



段々と岩山の気配となり慎重に歩く場所もある。



回り込んでいくと摩利支天山が見えてくる。





丸印を辿って歩いて行く。



小さなオベリスクが有り一の池に一旦降りていく。



また登って行くと青い三角錐がある。

36童子の塔のようだが文字は消えてしまっている。



二ノ池へと外輪山の外側へ降りていく。

此処から一ノ池の水がこぼれ落ちたのだろうか?

眼下に二ノ池が見える。



二ノ池本館には沢山の人影が見える。

ミヤマダイコンソウが紅葉している。



二ノ池本館には向かわずに二ノ池新館に向かう。

この山荘にもヒノキ風呂があるらしい。



二ノ池新館前で寛いでおられる人達がいたので五ノ池小屋までどのくらい掛かるかお聞きすると1時間20分だとのこと。

サイノ河原に向けて降りていく。

サイノ河原は摩利支天山の火口原だとか。



サイノ河原には沢山の石積みが有りお地蔵さんを祀ってある。



サイノ河原から少し登り返していくと先ほど二ノ池新館で寛いでいた方達が追い越して行く。



白竜避難小屋の峠までやってきた。

14時59分

振り返ると剣が峰はガスにまかれている。

右奥にはアルマヤ天というピークがあり、女人堂や開田高原からからよく見えるらしい。



峠には団体客が休憩していた。

真っ赤なウェアは女性ガイドさん。

眼下に三の池が見える。

三の池の左奥には継子岳。



白竜避難小屋と御嶽山三の池白龍教会初代館長の銅像

後には剣ヶ峰とお鉢巡りの火口壁がそびえている。

二ノ池新館や本館が上の方に見える。



女性ガイドが大声を上げているので覗いてみるとトウヤクリンドウが一輪だけ花を開いて。いた



立派な祠が二つ建っている。



ガイドの女性が健脚なら直ぐ上に見える摩利支天山に登ってから五ノ池山荘に行くと良いと言う。



ツアー客達はそのまま五ノ池山荘までトラバース道を下っていく。

やはり三ノ池から女人堂までは危険なのかな?

私達は鳥居の見えている摩利支天山?に向かう。



オンタデの紅葉している一寸急な山道を登っていく。



峠手前からは白竜避難小屋と剣ヶ峰

摩利支天を祀る祠がある。



ガイドは此処が摩利支天山だと言っていたがどうも山頂は違うみたい。

摩利支天乗越と言うらしい。



少し進むと標識が有り展望台へと向かう。

この先に摩利支天山があるようだが、時間が遅いのとガスってきたので摩利支天山は諦める。



摩利支天乗越まで引き返し峠を越えると眼下に五ノ池と五ノ池山荘。



五ノ池山荘に向けて火山岩の中を下って行く。

岩は綺麗に並べられていて歩きやすい。



眼下に三の池も見えてくる。

二ノ池と違って濃いブルーの湖だ。

五ノ池山荘の向こうの山は継子岳だろう。



ドンドン下って振り返ると摩利支天山が高く見える。



剣ヶ峰も奥の方に見えている

大龍大神の大きな石碑がある。



五ノ池小屋着

15時59分

小屋の後の飛騨山頂(標高2811m)には飛騨御嶽神社奥の院がある。



五ノ池小屋は改築されたばかりでとても綺麗だ。

100人が定員で今日は30名だそうだ。

予約をしていないと言うと次からは出来れば予約をしてくださいと言われる。

スタッフの人数が少ないので食事の準備に予約があれば助かるらしい。

今日は宿泊者が少ないので何処でも好きな所で寝てくださいと言われる。

旧館(2011年改装)では10人×2段 の寝床が両側に有り40人が寝ることが出来る。

廊下も畳敷きなのでいざとなれば廊下でも眠れるだろう。

新館は60人が泊まれるようだ。



とりあえず寝床を作って五ノ池と摩利支天山の見えるベランダで生ビール。

摩利支天山が高くそびえているのに驚く。



五ノ池は枯れることもあるらしいが今日はかろうじて水がある。

浅いので中央部だけが薄いブルーだ。

皆さん生ビールを飲んだりコーヒーを入れたりしてまっとりと過ごしている。



日が落ちてくると流石に寒くなる。

ダウンを着てノンビリとする。



夕食は5時45分から。

料理は一寸寂しいがまあまあかな?

夕食後夕焼けを見に出るが雲が多くて駄目みたい。



飛騨山に登り夕日が落ちるのを見るが夕焼けはしなかった。

三の池に薄い赤に染まった雲が写って綺麗だ。



この薪ストーブは五の池小屋を愛する山好きたち40名が、最重30kgもの部品を担いで運び上げて組み立てたそうだ。

この薪ストーブでピザも焼けるらしいが一寸時間が掛かるらしい。

白竜避難小屋でお会いした団体さんの食事タイムは賑やか。

まだ時間が早いので薪ストーブカフェ~「ぱんだ屋」で日本酒を冷やで戴く。

皿に乗せたグラスで出てきたのには驚いた。

まるで居酒屋みたい。

7時過ぎには寝床に入り爆睡。

あすは晴れていれば継子岳に登ろうかな。


そのⅠ

そのⅢ




里山倶楽部四国編 

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